レスター ・レヴェンソンの言葉

レスター・レヴェンソンの講義翻訳

償いの法則、あるいはカルマ

〈レスター・レヴェンソン"Law of Compensation Or Karma"の個人的訳〉

 

カルマとは償いの法則である。撒いた種は刈り取らなければならない。自分が考えたり行ったことが自分に返ってくる。今行っていることすべてが、未来に同じことが返ってくる原因となる。同様に、今起きている全てのことは、過去に行われたことに原因がある。

 

 

カルマは潜在意識に留まっている欲求によって引き起こされる。

 

カルマとは運命である。なぜならカルマこそが人生で何が起こるかを決定するからだ。起こっている行動の全てに私たちは何もする事が出来ない。私たちによってなされるように運命づけられていることは、私たちによってなされるのである。

 

もし私たちの全ての行動がカルマによるものであり、運命づけられているならば、その行動に向かわせる私たちの意志もまた必然的に運命づけられているはずだ。

 

しかし、私たちはカルマそして運命を克服することが出来る。自分を肉体と同一視するか、本当の自己(頭文字が大文字のSelf)と同一視するのか(を選択する)自由意志が私達にはある。

 

肉体と同一視せず、肉体の快楽と苦痛、行動の快・不快の結果かは自由になりなさい。本当の自己(Self )と同一視し、至高の幸福の高揚した状態に永遠に留まりなさい。